復活
人は年をとると、無名でいられない。
私はこの地域に生まれ、育ち、今、こうして、生きている。というより、生かされている。
この地域では、区長の指名がかかると、会計・副区長・区長と3年の任期を無事に務めなければならない。2017年に入って区長になり、その業務の多忙さに追われ、HPの所長のひとことを半年休んでしまった。
しかし、やっと落ち着いてきたので、7月より所長のひとことをupしていくことにした。
地域人とは、まさに生活の足もとの足もとである。その為に、生涯人生を全うする人も多くおられます。
しかし、私は地域人であること。そして、日本人であること、さらに国際人であることは矛盾しないことであるとつくづく思える。
今、こうして一地域に入り、区民1,300人、世帯数420くらいの全責任者区長として、様々な仕事をこなしていますが、やってみて大変良かったなと思える日を過ごしている。
幼時から小学生、中学生、若い人、壮年の人、そして高齢な人までいろんな人がいる。中には、すぐに区に文句を言ってくるクレーマーの様な人もいる。
今、気づくことは、何でもハイッ・ハイッと聞く耳をもつことである。そうした力も、大変な能力だと思える様になってきた。
あと半年で区長が終わりになりますが、この間、大きな災害とか天変地異を動かす事が起きないとも限りません。
地域の勉強をすると、たいへんいろんなことを学べると思う。
利害ではなく本当の地域の為に生きる人、生かされる人、いろんな人との関わりの中で、みんな同じ仲間として生きている様にも思える。
互いの人間性を尊重しながら互いを認め合って生きる。これも大切なことの様に思える。
しかし、今の日本は、一人一人の国民に、日本人の良さとは、日本人の耐える力、日本人の誇りをもっともっと意識しないといけない。
そうした意味でも、今、我々に問われているのは、日本人であることをかみしめることも大切に思える。
そしてもうひとつ、これだけ国際的なグローバリゼーションが進みますと、さらに大切なことは、良き国際人になることも大切である様に思える。
また、こうして、HPの所長のひとことを復活できました事を、ひとえに幸せと感じ、これからも毎月、所長のひとことを書いていきます。